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業務用エアコンの導入と選び方

業務用エアコンの導入方法!設置工事の流れ

業務用エアコンの導入方法!設置工事の流れ

「業務用エアコン」は、来店するお客様はもちろん、社員のモチベーション向上や製品の品質管理、製造ラインの環境管理など、あらゆる観点から重要な設備です。
ただ、業務用エアコンといっても、さまざまなタイプが販売されており、また、厨房や調理場、オフィスや倉庫など場所により、求められるエアコンのタイプも異なります。

例えば、デスクワーク中心の事務職が2,3人ほどの小スペースに、大型ハイスペックのエアコンよりも、小型で節約できるタイプのエアコンがおすすめ。
一方、火や水、油などを使用する、厨房などの特殊な環境下では、油や水によるサビや汚れ等に強いエアコンが最適。

また、来客の出入りで部屋の温度変化が著しいショールームや飲食店では、熱負荷に対応できる能力の高いエアコンを選ぶ必要があります。
以上のことからも能力や馬力、容量など、導入する場所や環境によって、しっかり見極め、選ぶことが業務用エアコン選びの失敗をなくすコツです。

家庭用エアコンと比べ、価格もある程度高くなりますので、ここでは、業務用エアコン導入のポイントを紹介します。
さらに、導入にあたり、設置工事は不可欠。

その際、業務の妨げにならないか、仕事を休む必要があるのか、など不安要素を払拭するためにも一般的な業務用エアコン設置工事の流れをまとめます。

業務用エアコンの導入方法とポイント

本格的な「夏」到来の前に業務用エアコンを導入したい!
最近エコアンの調子が悪い、買い替え時かな?

と、お考えの方は、次の方法で、業務用エアコンの導入を検討してください。

1、飲食店の場合

お客様の頻繁な出入りと、お料理を作る厨房の高温環境、また食事をすることでお客様の温度変化など、快適な環境づくりがとても難しい飲食店では、空調ムラを調節できる業務用エアコンが最適。

例えば、室温や体温の差で動きを把握して、熱源をトータル的にカバーできる「人検知センサー」や風量や風向を制御する機能搭載は不可欠。
ただし、過酷な温度環境におかれる厨房には、サビや油、などに強い外板(ステンレス等)、油煙による目詰まりがしにくいフィルター内蔵などの性能のチェックも必要です。

上記のように、飲食店では、お客様と、厨房スタッフが快適な時間を過ごせるよう、各導入場所別でタイプを選び分けることが重要です。

2、事務所・オフィスの場合

デスクワークなど、事務作業が中心の事務所やオフィスでは、

・冷えなさ過ぎてイライラする
・冷えすぎてイライラする

等、業務の妨げになる「不満」を解消し、仕事に専念できる環境づくりに適した業務用エアコン選びが不可欠。
ただ、デスクワーク中心のオフィスは、省スペースであることから、小型で、比較的安いエアコンを導入しがちです。

しかし、価格や部屋の大きさだけで選んでしまうと、実は、「冷えなさ過ぎてイライラする」という不満に繋がるばかりではなく、電気代の負担、エアコン自体の負担ですぐに壊れてしまうなど、メリットはあまり多くありません。

そこで、選ぶポイントは、各々の体温にマッチした温度、風向、風量を察知する機能搭載のエアコン。
また、熱を作る能力が低い女性の場合、細菌などのウイルスで体調不良になるリスクも考え、ウイルスや菌を制御するクリーニング機能搭載であれば、さらに最適です。
長時間同じ場所で働くスタッフが、「快適だ」と、心地よく感じられる業務用エアコン導入をご検討ください。

3、製造業・工場の場合

大小さまざまな機械が、大きな熱量を発しながら稼働する製造業や工場の場合、業務用エアコン導入も簡単ではありません。
機械により熱量もさまざま。

またそこで作られる製品や食品により、温度調整も全く異なります。
そのため、温度や湿度、細菌やウイルス対策など、細かい要望に対応できる業務用エアコンが不可欠。

さらに、設置場所によっては、特殊な形状を要する場合もあります。
もちろん、冷えないばかりで、電気代だけがかかっては意味がありませんので、適性能力をしっかり判断した上での導入を検討してください。

4、カフェ・ショールームの場合

カフェやショールーム、ショップなど、雰囲気も重要視される所では、空調設備もスタイリッシュでなければいけません。
そのため、「できれば、エアコンを隠したい」「他のインテリアとエアコンをマッチさせたい」等と考える場合は、天井に設置するタイプの「埋め込み式」業務用エアコンや置き型タイプで、インテリアと遜色ないボディ設計の業務用エアコン導入が最適です。

業務用エアコン設置工事の一般的な流れ

上記の方法で、どのタイプの業務エアコンを導入するか、検討し終えたら、通常業務の妨げを防ぐためにも、次に、設置工事の大まかな流れを抑えておいてください。
ただし、業者や設置場所、導入するエアコンのタイプにより、設置工事の流れが大きく異なるので、あくまでも一般的な流れと考えてください。

ステップ1、相談

各業者では、業務用エアコン導入に関する相談を無料で対応します。
利用の方法は、直接来店する方法から電話、メールでの相談が可能で、専門スタッフがカタログ、図面等必要な資料をもとに詳しい説明を行ないます。

このとき、導入先の詳しい図面やレイアウトを要求される可能性もあるので、あらかじめ準備しておくと、注文までがスムーズに進みます。

ステップ2、見積り

希望の業務用エアコンが決まったら、見積りを入手します。
このとき、エアコン機器のみの購入にするか、もしくは設置工事をあわせて依頼するかにより、見積り依頼の内容が異なりますので、あらかじめ検討しておくといいでしょう。

また、後のトラブルを防ぐためにも、納期や支払い方法、設置工事やその他費用の別途請求等も含め、詳しい金額を明確にしておく必要があります。

ステップ3、現地調査

見積り内容に納得したら、実際に業務用エアコンを導入する場所を調査して頂きましょう。
設置場所によっては、選んだタイプのエアコンでは設置が難しい、一般的設置価格よりも高くなる、などの要件から見積りの金額に誤差が生じることもあります。

現地調査終了後は、改めて、見積書の依頼を実施してください。
また、業者によっては、現地調査費用が無料から有料の場合とサービスが異なるので、事前確認が必要です。

ステップ4、契約・設置

見積り等すべてに納得したら、いよいよ契約、設置工事です。
設置については、ある程度の時間と場所が必要となるため、閉店後、もしくは、業務に支障をきたさない状況を事前に調整する必要があります。

さらに、他の商品などに傷をつけないよう「養生」状況も確認してください。
設置台数が多い場合でも、設置工事までの手順や日数等を事前に取り決めておけば、営業や業務等に支障をきたさず計画的に業務用エアコン導入が出来ます。

業務用エアコンの導入は、

・面倒・・・
・費用が高い・・・
・業務の一時中断も仕方ない・・・

と思っている担当者様も、導入のポイントや設置工事までの流れをある程度把握することで、意外と簡単に、快適な環境づくりが実現します。
まずは、各業者設置の無料相談窓口をご利用ください。

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